地域福祉活動レポート
「山科でひろがる子ども食堂~みんなで語ろう、つながろう~」を開催しました!!
2024-11-16
カテゴリ:山科区域
注目
11/16(日)に、本願寺山科別院にて、まちのちゃぶ台ネットワーク山科と山科区社会福祉協議会の共催で「山科でひろがる子ども食堂~みんなで語ろう、つながろう~2024」を開催しました。
今年は「にじいろキッチン大解剖SP!」をテーマに、山科区の子ども食堂「にじいろキッチン」と同時開催としました。子ども食堂のお弁当を購入して会場でも食べることができます。
山科区で「様々な“やりたい”が集う場所」として地域の重要な役割を担いつつある「にじいろキッチン」を深堀しながら「子ども食堂」の場が持つ可能性について考えます。
現在子ども食堂をされている人、これから活動を初めてみたい人、子ども食堂に関心のある人など約35人が集まりました。
◎オープニング
◎実践報告「にじいろキッチン大解剖」
にじいろキッチンに関わる4人の方にお話しをいただきました。
【にじいろキッチン代表 田中純子さん】
*にじいろキッチンの立ち上げ「子どもを真ん中に」
*食をベースに人が集まる場~4つのつながり~
①学生とのコラボ②バザーの開催「手作り市」③山科区社協花壇プロジェクトとのコラボ「おれんじロード」④企業とのコラボ
*にじいろキッチンの特徴
①みんなの居場所となる子ども食堂 ②ゆるいつながり
『にじいろプロジェクトにあなたはどんな関わりをしてみたいですか?』
【京都橘大学まちづくり研究会】
にじいろキッチンで毎回子どもが楽しめる遊びコーナーを企画されている学生団体の方にその思いをお聞きしました。
*他の学生とは違うことがしてみたいという思いが始まり。
*子どもに憧れられる大人になるのが目標
*にじいろキッチンで「やりたいことができた」と感じた。
*子どもを楽しませに来ているが、楽しませてもらっている。
*これからはもっと遊びで子どもをあっと驚かせたい。
【和’sハウジング】
今年からにじいろキッチンで参加者のための様々な企画(ものづくり体験・パンの販売・作品展示など))をされている建築会社の方にお話をいただきました。
*区社協にボランティア相談して紹介されたのがきっかけ
*ボランティアや居場所づくりについて学ぶ機会になっている
*今後は活動を継続しつつ、いろんなアイデアを実現してより活発化させたい。
【本願寺山科別院】
にじいろキッチンの会場である本願寺山科別院さんよりにじいろキッチンへの思いをお聞きしました。
*お寺の「子どもたちをはぐくむために」というテーマに沿って何かしたいと思っていたところに子ども食堂の相談があった。
*あらゆる世代が集って会話が生まれているのが素晴らしいと思う
*仏様は誰もに平等に関わるが、にじいろキッチンはその心に基づいた活動でありお寺の思いと重なっていると感じている。
◎グループトーク
グループに分かれて感想やそれぞれの活動を共有しました。各グループ盛り上がって話し込んでおられる様子でした。
会場では、子ども食堂に関心をもち参加してくださった方が子ども食堂の運営者と知り合い、見学に行く会話が生まれていたり、運営者同士が名刺交換したりする場面も見られました。お互いのことを知り「つながる」場となりました。
また、アンケートでは下記のようなご感想をいただいています。
・一緒に協力されている方々のそれぞれの想いを聞くことができました。
・子ども食堂にもいろいろあって多様であっていいんだなと思いました。子ども食堂はいろいろあっても中心に「子ども」があると感じました。
・いろんな子ども食堂でボランティアをしていて、どん形であれ何かしたい・できることで役に立ちたい思いがあればできるんだと思いました。またこれからも地域活性化の為にできることをしたいなと思います。(子ども食堂ボランティア)
・同じ思いを持った方々と新たな繋がりを持つことができました。(子ども食堂運営者)
たくさんのご参加があり、子ども食堂への関心をもっておられる人の多さを改めて感じました。今回の講演会、交流会をきっかけに、また新たな活動が生まれたり、何か次につながっていけば嬉しく思います。参加してくださった皆様ありがとうございました!